「働き方 完全無双」内容
ひろゆきさんの独特な考え方が、ひろゆきさんの言葉で書かれた本。
自分の事を「おいら」と表現したり、語尾が「なわけです。」などと言った2chっぽい感じで書かれているので好き嫌いが分かれる文章だと思いますが、本の内容自体はとてもタメになることを教えてくれています。
仕事に対する考え方や取り組む姿勢、普段過ごすときに考えていることなどを、自身の経験から語ってくれています。
私が読んだ際にメモした文章
私が箇条書きでメモした内容をそのまま記載します。
本当にそのままなので分かりづらい文章もあるかと思いますが、その点はご了承ください。
- 答えが無い仕事はキッパリ決断する。 →デザイン、プログラム、文書作成など。
- なにかわからないことがあったときに、「説明の仕方が悪い」と思うのではなく、「勉強しなきゃまずい」と思え。
- 成功している人は、どんな些細なことでもシナリオを数パターン考えて、最悪のシナリオまで考え抜いて、そのシナリオの制度を上げるために情報を集めたり、人を動かしたりすることが当たり前にできている。
- 「これは情報ですよ」と明示されていないものの中から情報を抽出することくらいしか「人間としてやれること」はないわけです。
- 「自分にはない感覚」の人を楽しもうとすることが、仮説を立てるクセをつけるには持ってこい。
- 相手が怒っていたり、感情的になっていたら超チャンス。
思考関係の能力値は駄々下がり状態なので、相手にヘマさせたり、
自分が被害者であることを周りに認知させたりすることが平常の時よりは断然にさせやすくなる。
- 気を付けないといけないのは、相手が怒った際にこちらが萎縮してしまうと相手が有利になってしまう。
- 「手段」ではなく先に「目的」を決め、目的に沿った最低限のアクションから起こす。
- 突然沸いて出てくる感情、コントロール不能な何かを常に人は抱えていてそれらと決着をつけるというよりもどう折り合いをつけるかが大事。
- お金持ちになりたいのか、お金を使いたいだけなのか。
一番心に残った内容/名言
「これは情報ですよ」と明示されていないものの中から情報を抽出することくらいしか「人間としてやれること」はないわけです。
私の感想
表現の仕方はかなり独特でしたが、内容はとても重要な事を教えてくれる良い本でした。
ひろゆきさんの鋼のメンタルはどういった考えから来ているのか?というのが少し理解できたように思います。
一言で表現すると、「何事もとにかく楽しむ癖を持つこと」を身に付けているからなんでも乗り越えていけるんだなと思いました。
嫌な出来事が起こったとしてもそれを一種のゲームと捉え
「このクエストクリアするにはどうしたらいいだろうなー」
と言ったような思考をしているのだと思います。
そのクエスト(問題)をクリアすることに対しては深く考えるけど、その他のマイナス的な感情は一切排除できているんですね。
というか、そもそもひろゆきさんはこのマイナスに感じる感情自体が元々備わっていないような気もします。笑
事実として、ひろゆきさんは尋常じゃない程数々の人に訴えられています。
2007年3月時点で少なくとも43件で敗訴が確定しているそうです。
・・やばくない?笑
それをもろともしない精神力と対応力で見事に捌き切っています。
(まぁ捌き切っているというよりは、無視しているだけなのですが。笑 対応しないといけなくなった時にだけ対応するみたいなスタンスです。Wikipediaで確認できる訴訟だけでも11回あります。笑)
常人なら一度訴えられるだけでもあたふたしてしまいますよね。
「訴えられるような事をしている奴が悪い」と思うのが普通ですが、ひろゆきさんはあの巨大なインターネット掲示板、2chの創設者であり管理人。
そのインターネット内で起こった誹謗中傷や問題ごとの責任を問われることが多々あるわけです。
本人も「そんなん全部管理できるかー」て感じなのでしょうが、被害にあった方からしたら「そりゃ管理人がなんとかせーよ」となるのもわかります。
ただ、何度も訴訟を食らっているのも事実ですが、ひろゆきさんはたったの一度たりとも逮捕されたことがありません。
もう意味わかんないですよね。笑
これだけたくさん訴えられているのに、一度も逮捕されたことが無い。あるのは書類送検のみ。しかも不起訴で終わっています。
そんな波乱万丈な人生を送っているひろゆきさんの無敵の思考回路を覗くことができるのがこの本だと思います。
おススメなので是非読んでみてください^^
最後まで目を通していただきありがとうございました。
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