「7つの習慣」内容
人生の生き方について書かれた本。
- 人間関係に迷っている人
- 仕事関係に迷っている人
- 社会で生活するうえで「生きにくい」と感じている人
- 生きていて何をしていいかわからない人
- どう生きていけばいいかわからない人
は是非一度読んで欲しい作品です。
自己啓発書の中でも一番と言っていいぐらい有名であり、世界中で読まれている本です。
この本を読んだ後に他の自己啓発書を読んでみていただければわかると思うのですが、大体の本はこの「7つの習慣」と共通した内容になっています。
本の内容は他のサイトで沢山紹介されているのでここでは省略します。
私が読んだ際にメモした文章
私が箇条書きでメモした内容をそのまま記載します。
本当にそのままなので分かりづらい文章もあるかと思いますが、その点はご了承ください。
- 状況を変えたければ、まず自分を変えなければならない。
- 親としての極めて自然な役割は、子供を肯定し、愛し、尊び、成長を楽しむ事。
- 基礎となる人格の良さがあってはじめて、テクニックが生きてくる。
- 自分は客観的かつ正確に物事を見ているつもりでも、他人も又、鮮明かつ客観的に全く違った見方をしている。
- 人は、物事をあるがままに、つまり客観的に見ていると思い込んでいるのが常である。
- 私たちは世界をあるがままに見ているのではなく、「私たちのあるがまま(条件付けされたままに)」世界を見ている。
- 物事を説明しようとすると、それは結果的に自分自身、自分の知覚、自分のパラダイムを説明しているに過ぎない。
- 自分の持っている「パラダイム」と「そこからもたらされる影響」を意識すればするほど、自分のパラダイムに対する責任が取れるようになり、より客観的で完成されたものの見方ができるようになる。
- 戦場では、大きな外傷より小さな怪我や病気で死亡する兵士の方が多かった。
→病原菌が原因だが、病原菌を知らなかった。
- 現代社会の多くの人々は、自分のことを知りもせず、理解する事もない。
唯一知っているのは、社会が要求しているイメージだけである。
- 自分の知識をひけらかしてばかりいたら、成長にとって必要な自らの無知を自覚することなどどうしてできるだろうか ソロー
- 我々の直面する重要な問題は、それを作った時と同じレベルの考え方では解決することができない。
- 思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて人生を刈り取る。
(マザーテレサの言葉?)→サミュエル・スマイルズの言葉だった。
- 相互依存の対象は「私たち」というパラダイムである。
- 依存している人は、欲しい結果を得るために他人に頼らなければならない。
自立している人は、自分の努力によって欲しい結果を得ることができる。
そして、相互依存をしている人々は、自分の努力と他人の努力を引き合わせて最大の成果を出すのである。
- P/PCバランスで物事を考えるクセをつける。
P→パフォーマンス(成果物:金の卵)
PC →パフォーマンスキャパビリティ(目標達成能力:ガチョウ)
- 誰にも説得によって人を変えることは出来ない。すべての人は硬くガードされた心の変化の扉を持っており、その扉は中からしか開けることが出来ない。説得や感情に訴えることによって他人の扉を外から開けることは出来ない。
マリリンファーガソン
- 人は簡単に手に入るものには、価値を置こうとしない。
物に価値を与えるのはその代価の高さだけである。
トーマスペイン
- 自分の身に起こる出来事によって傷付けられるのではなく、自分がその状況を容認するという選択によって傷を受ける。
- 人生には三つの中心的な価値がある。
ひとつは「経験」
もうひとつは「創造」
そして最後に「態度(反応)」である。
- 困難な状況の時にパラダイム転換は起こりやすい。
- 率先力とは、自分から進んで状況を改善する行動を起こすようにすることであり、わがままや自分勝手に振る舞うということではない。
- 「持つ」ことよりも「成る」事に意識を集中させろ。
→「〇〇を持っていたら〜」 ではなく、「〇〇になる!」
- 問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。
それは自分の外にある事柄に支配されることを容認する事に他ならない。
- 全てのものは二度作られる。
第一に知的創造、第二に物的創造である。
- マネジメントは成功のハシゴを能率よく昇ること、リーダーシップはかけ間違っていないかどうかを判断する事。
- ジャングルの中を手斧で切り拓く作業チームに例えると、作業チームのマネージャーは手斧を研ぐ、方針や手順マニュアルを作る、筋肉強化プログラムの開発、新しい技術導入、作業員の資金体系作りなど。
リーダーはジャングルの中で一番高い木に登り、全体を見渡して、下に向かって「このジャングルは違うぞ」と叫ぶ人である。
- リーダーシップは右脳、マネジメントは左脳。
- 効果的なマネジメントの定義は、「重要事項を優先する」ことであり、リーダーシップは「重要事項を何なのかを決める」ことである。
- 成功者の共通点は「重要事項を優先する」である。
必ずしも好きなことばかりを行なっているわけではなく、自らの嫌という感情をその目的意識の高さ、強さに服従させている。
- 「緊急」では無いが「重要」である事柄にしっかり投資することが大事。
- 私たちは生活の中で一つの役割が成功すれば、それで他の役割の失敗を補うことができると考えがちである。
- 完全なデレゲーションは手段では無く結果に焦点を当てている。
手段を選択する自由を相手に与え、結果に責任を持たせるのである。
- 効果的なデレゲーションとwin_winに必要な5つの相互理解
①望む結果
②ガイドライン(ルール)
③使える資源
④責任に対する報告
⑤履行不履行の結果
- 信頼残高の預け入れをするためには、相手にとって大切なことを、あなたも大切に思う必要がある。
- 一人一人の子供に対して、それぞれ違う接し方をしてこそ、公平に接することになる。
- 新しい状況に直面した時、最初から当事者全員の期待を机上に乗せることがとても大切。
- 期待を明確にすることはとても勇気がいる。
お互いの相違点を直視し、双方が納得できる期待像を打ち出すことは時間と大きな労力がいるからだ。
- 「正直」とは言葉を現実に合わせる→過去の事を語るイメージであり、「誠実さ」とは現実を言葉に合わせる→未来を言葉に合わせるイメージである。
- 誠実さを示す重要な方法の一つは、その場にいない人を弁護することである。
そうすることでその場にいる人との信頼を保つことになる。
- 人の悪口を言っていると、結局のところこの人は他のところでも同じ事を言っている、私の事も同じように言っていると思われるだけだ。
- 99人の心を掴む鍵を握っているのは、1人の人に対する接し方である。
その1人に対する接し方を、他の人達も見ているからである。
- 人は物理的な間違いは許してくれるが、心のあり方の間違いは容易に許そうとはしない。
その違いは全く次元の違う間違いなのである。
- 条件付きの愛は反発を招く。
- 診断もせずに処方箋を出す医者を信用できるか?
→相手を理解せずにアドバイスすることは上記と同等である。
- 私たちは急いで問題の中に飛び込んで、何かのアドバイスで問題を素早く解決しようとする傾向が極めて高い。
- 「まず、相手を理解するように努め、その後に自分を理解してもらうようにする」が人間関係に対する大切な教訓である。
- 学校では長い年月をかけて文章を読む、書く、話すことを勉強するが”聞く”ことに関してはあまり教えてくれない。
- 話をしている時、殆どの人は理解しようとして聞いているのではなく、答えようとして聞いている。
- 話しているか、話す準備をしているか、二つにひとつである。
- 満たされた欲求は動機付けにならない。
- 満たされていない欲求が動機付けとなる。
- 傾聴スキルには四つの段階がある。
①鸚鵡返し
②話の中身を自分の言葉に置き換える
③話の中身に対して相手がどう感じたかの感情を言葉にする
④2と3を同時に行う
- 大抵の場合、人は外からの助言など必要無い。
相手は本当の心の中を打ち明けることができさえすれば、自分の問題を自分なりに整理し、その過程で解決策も明確になってくる。
- 私自身が理解しているかどうかを確認させてください、と相手と自分の捉え方に相違が無いか確認する。
- 人はwinwinを口にするが、実際は相手の話や意見を聞きたいわけではなく、相手を操りたいだけである。
- 安定性や自尊心にかけている人は、パラダイム転換を起こす勇気や内的な力がないため、現実を全て自分のパラダイムに当てはめようとする。
そして、そういう人は、相手を自分と同じ考え方に仕向けようという強い欲求を持っている。
だから、「違う意見を得ることこそが人間関係の利点」ということに気がつかない。
- 意見の一致とは相互補完することであり、同一にすることでは無い。本当の意味では、同一は、創造力もなくつまらないものである。
- 相乗効果の源は、相違点を尊ぶことである。
- 男と女が喧嘩する際、男は左脳、女は右脳を使っているために収拾がつかない。
どちらも両方の脳を使うように意識すべきである。
- 本当に効果的に人生を営む人と言うのは、自分のモノの見方の限界を認め、他の人のパラダイムと考え方に接する事によって得られると考えている。
相違点こそが、自分の知識と現実に対する理解を増すものだと認識している。
自分の経験だけでは慢性的にデータ不足になってしまうと知っている。
- 騙し絵と同じく、
「相手も正しいかもしれない」
「人生は二分法とら限らない」
「ほとんどの場合は第三案が存在する」
などの可能性を認めなければならない。
- 2人の人が同じ意見を持っているとすれば、1人は余分である。
いくらその人と話をしたところで得るものは何も無い。
自分と同意する人といくら話しても、意味はない。
あなたに違う見方があるからこそ、私は話がしたい。
- 上向きに成長していく螺旋状の循環を歩むには、「学び」、「決意」、「実行」を繰り返し行うことが必須である。
- 「刺激」と「反応」の間にはスペースがあり、そのスペースをどう活かすかで私たちの成長と幸せが決まる。
メモの中でも特に大事だなと思う文章には「赤文字+太字+下線」
大事だなと思う文章には「赤文字」
その他気になる文章には「下線」
という形で箇条書きにしました。
一番心に残った内容/名言
問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。
それは自分の外にある事柄に支配されることを容認する事に他ならない。
私の感想
学べることがとても多い本でした。
実は私、この本を10年ほど前に読んでるんですよね。
2019年今現在発売されているのは
「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」
と言って2013年の8月に出版されたものだと思いますが、私が読んだものは2009年の8月に発行されたものなので、今の「完訳」のものとはもしかしたら内容が少し違うのかもしれません。
現物↓
10年前の私が引いたマーカー↓
「ほー、ここの文章が気になったのか。今の自分と一緒やな」
と思いました。笑
過去の自分は自分なりに、色々学ぼうとしてたんだなーと、ちょっと不思議な気持ちになりました。
この本は絶対に子供に読ませたい本の一つです。
読むか読まないかは子供の自由なので強制はしませんが、熱意をこめてこの本の良さは伝えたいと思います。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
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