「元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 」あらすじ/内容
以前にGoogleで働いていた方が書かれた本。
Googleアドセンスの入門書です。
日々変わるルールに対しての小手先だけのテクニックでは無く、10年20年先でも通用するような不変的な事を教えてくれています。
- アクセス数をアップさせるにはSNSが有効
- クリック率、クリック単価を上げる秘訣
- アドセンスでしてはいけない事
etc…
アドセンスを開始するに当たり、この本に書かれている事さえ守ればアドセンス運用は問題無く長く続ける事ができると思います。
(収益化できるかどうかは別の話としてですが。)
私が読んだ際にメモした文章
私が箇条書きでメモした内容をそのまま記載します。
本当にそのままなので分かりづらい文章もあるかと思いますが、その点はご了承ください。
- 広告主に嫌われるようなことはしない。
- 設定→お支払い→ご利用履歴→無効なトラフィックで無効クリックをチェックする。
- 深い悩みを解決するためのサイトはクリック率が高い傾向にある。
- 深い悩みを持っている人はかなり情報収集している。
- インタビュー系記事はSEO効果が見込める。
→「専業FXトレーダー△△さんに聞いてみた」など。
- 素早くGoogleにインデックスさせる方法
→サーチコンソールのFetch as Googleで申請する。
- 記事タイトルの基本的な法則三つ
①28〜34文字以内にする
②キーワードを入れる
③ディスクリプションを設定する
→100〜120文字、アピールしたい文言は最初の50文字に入れる
- 記事を魅力的にするための6つの法則
①具体的な数字を入れる
②カッコを使って強調する
③ターゲットをしっかり絞り込む
④脅す
⑤個人的な思いを入れる(体験談など)
⑥あえて反対のことを言う
- 一文で改行し、段落を分けて読み易くする。
- 検索意図を120%汲み取る
「太る原因」→「何故太るのか?を知りたい」→「痩せる方法も知りたいのでは?」 と考えを巡らせ、それについての記事も書く。
- はてなブックマークを利用する。
- 広告クリック率は平均0.2%。
0.5%を目指そう。
- 広告のサイズは大きければ大きいほどクリックされやすい。
- クリック率が高いサイズ
・縦長 160×600
・四角 300×250,336×280
・横長 728×90
- 広告の配置は「上」「中」「下」がポイント。
→記事タイトルの直下、記事最後、フッターに配置する。
- 非常にクリック率が高いのは300×250のレクタングル広告。
- RPM→広告の1000回表示あたりの収益を示す指標
- 広告主が使う大体のサイズは四角なら300×250,横長なら728×90。
- 広告主が喜ぶサイト作りを意識する。
- 質の良いユーザーを集める。
- 広告主のブランドを守る。
- ジャンルに特化する。
一番心に残った内容/名言
広告主に嫌われるようなことはしない。
私の感想
アドセンスの入門書、というのが率直な意見です。
当たり前のことを書かれていると言えばそうなのですが、その当たり前のことが出来ないのが人間というもの。
基本的な事は全て、わかりやすく細かに説明してくれているので、この本に書かれていることを一通り守っていれば、アドセンスの継続運用は可能だろうなと思いました。
継続的な運用は可能ですが、収益化できるかどうかは別問題です。
稼げるかどうかはライティングスキル、テーマ選び等、ご自身のセンス次第だと思います。
この本に書かれている事を要約すると
「小手先だけのテクニックに頼らず、広告主の事を考えてサイト作りをし、コンテンツを広げすぎることなくジャンルに特化したサイトを作りましょう。SNS(特に”はてなブログ”)なども活用し、アクセスを集めるための道筋も確保しましょう。」
ということです。
上記に加え、後書かれている事とすれば
- 広告のサイズが大きければ大きいほどクリックされやすい
- 記事の上中下に広告を貼りましょう
- 記事にキーワードは必ず入れましょう
ぐらいなものです。
内容自体はそこまで深い本ではありませんが、何十年後も活きるような情報を丁寧に教えてくれているなと感じました。
入門書としては良書の部類に入るのではないかなと私は思います。
アドセンスについて深い知識が欲しい方には向いてないと思います。
初心者向けの本です。
今からアドセンス運用を考えている方にはピッタリな一冊だと思うので、是非読まれてみてはいかがでしょうか?^^
最後まで目を通していただきありがとうございました。
コメント