「ブログ飯 個性を収入に変える生き方」あらすじ/内容
ご自身の経験談を元に、ブログで生活していくにはどうしたらいいかを具体的ではなく、少し抽象的に教えてくれています。
この「抽象的」と言うのは悪い意味ではなく、ブログでご飯を食べていくための心構え、考え方などの真理の部分に焦点を当て、どのような分野でも活きる不変的な価値ある情報を一生懸命伝えようとしてくれています。
ブログで食べて行けるようになるまでの過程、辛かった期間の話し、どうやってブログで収益が安定しだしたのかなど、実体験を元に話しを進めてくれているのでとても読みやすく入ってきやすい内容となっています。
私が読んだ際にメモした文章
私が箇条書きでメモした内容をそのまま記載します。
本当にそのままなので分かりづらい文章もあるかと思いますが、その点はご了承ください。
- 誰に向けて書いているのか?を意識して記事を書くこと。
- 「訳ありの商品」が安くてお得というのご大ブームになり、あまりにイレギュラーである訳あり商品が売れ過ぎたため、正規品にキズをつけ訳ありにして売っていたという話し。割れてない煎餅をわざと割って売るなど。2009年の話。
- 成功の反対はなにもしないこと。失敗ではない。
- 不思議なことに、失敗はその人に適したレベルのものしか発生しない。
- 画像アップは外部サービスを利用して重くなるのを防ぐというのも一つの手。→ flickr
- 人が誰かのファンになる、お金を払いたくなるときとは、困っているときに助けを差し伸べてもらった時。
- 「誰かの役に立つ」この想いが大きな結果に繋がる。
- 自分自身の独自性と他者の利益。この2つの要素を高いレベルに持っていく程に大きな価値が発生し、結果として収益につながる。
- 枝葉が多いわりに幹が弱いのはダメ。必ず幹を意識しながら展開すること。
- なんでも卒なくこなす人より、マニアックな人に依頼は集中する。
一番心に残った内容/名言
自分自身の独自性と他者の利益。この2つの要素を高いレベルに持っていく程に大きな価値が発生し、結果として収益につながる。
私の感想
とても読みやすい本でした。
あらすじにも書きましたが、ご本人の体験談を元に話しを展開していくような内容になっているのですが、具体的に
「これはこうする」「あれはああしたほうがいい」
と言ったような小手先だけのテクニックや情報を伝えようとしているのではなく、今後もずっと変わらないであろう真理の部分を一生懸命伝えようとしてくれているのが文面から感じました。
小手先だけのテクニックと言うのは「記事タイトルに必ずキーワードを入れた方が良い」や、「文中に何度もキーワードを入れ、多少読みにくくなったとしても検索にかかるようにした方が良い」「フッターに検索にかけたいワードを詰め込んだ方が良い」と言ったような事を意味します。これらは具体的で作業面でやるべきことをはっきりとしてますよね。
こういった具体的に教えてくれている本も悪くは無いのですが、具体的過ぎると自身で考える余地が狭くなり、考えが広がらなかったりします。
又、Googleが日々改善改善で優良ブログのみ検索上位に表示させるようにシステムをアップデートしています。
なので具体的過ぎる情報はアップデートされるとその情報自体が死んでしまう可能性があります。
今は最適な方法だったとしても、1年後には機能していなくなっているなんてことはザラにあります。
そういうルールが変わると死んでしまうテクニックではなく、ルールが変わろうがGoogleがトップの座を奪われて違う会社が台頭してこようが、死ぬことは無い知識、情報を染谷さんは一所懸命伝えようとしてくれています。
テクニックもある程度は必要かと思いますが、先ずはメンタル面がしっかりしていないと長く生き残るというのは難しいと教えてくれています。
ブログ初心者の方でもわかりやすく丁寧に解説してくれている良書となってますので、是非一度読まれてみてはいかがでしょうか?^^
最後まで目を通していただきありがとうございました。
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